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今回はオベリスク体積の計算方法についてです。
計算したいけど、計算式が分からないと悩んでいませんか。
オベリスク体積ってどんな時に使うの?
土木の建設現場等で集積した残土を整形後に検量をする時、オベリスク体積の公式を使う。この体積は、四角錐台で求められる。
四角錐台とは
この立体は、面ABCDと面EFGHが長方形で、辺ABと辺EF、辺BCと辺FGがそれぞれ平行で、これを四角錐台という。コンクリートの台や盛土などの形として見ることの多い立体です。中でも面ABCDと面EFGHが正方形の四角錐台を正四角錐台という。
オベリスク体積の公式
オベリスク体積に関するポイントは次の通りです。
オベリスク体積のポイントまとめ
- 四角錐台の上面2辺と底面2辺と高さから体積を計算する
- 上下面は共に長方形であり、辺aとA、bとBは平行とする(オベリスク形状)
下の計算式は覚えましょう!忘れそうな時は携帯などでスクショを撮り、いつでも分かる状態にしましょう!
この計算式は覚えよう!
体積$V=\frac{h}{6}(Ab+aB+2(ab+AB))$
オベリスク体積の計算例
下記の四角錐台の体積を計算してみましょう!
上面の辺 a=3m
上面の辺 b=2m
底面の辺 A=4m
底面の辺 B=3m
高さ h=2mとします。
体積$V=\frac{h}{6}(Ab+aB+2(ab+AB))$より
$=\frac{2}{6}(4×2+3×3+2(3×2+4×3))$
$=\frac{1}{3}(8+9+2(6+12))$
$=\frac{1}{3}(17+36)$=17.666㎥と計算します。
このようにオベリスク体積の公式を使えば簡単に求めることが出来るよ~!
四角錐台の体積の高精度計算サイトは数字を入れるだけで計算してくれるよ~!
まとめ
四角錐台の体積は、上面の面積と底面の面積の平均×高さでも計算できますが、オベリスク体積の公式を使った方がスムーズに計算できるでしょう!次回の現場で集積した残土の検量する時は、是非、オベリスク体積の公式を使って求めてみましょう!
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