こんにちは!土木ブロガーの監督やっくんです!
この記事を読むメリット
土方カーブの出し方が分かる
土方カーブとは
土方カーブは土木の業界でよく使う便利技術であり、$\frac{1}{4}$法カーブともいう。
道路などの白線や側溝の曲線を作るときに土方カーブを使用して施工する。
細かいRのポイント(中間点)は座標で落とすことなく、3点が分かれば土方カーブで計算して出すことができる。
この土方カーブを知っているか知らないかでは力量にかなり差が出てしまうだろう~!
是非この機会に覚えましょう~
土方カーブ公式
下の公式は覚えましょう!忘れそうな時は携帯などでスクショを撮り、いつでも公式が分かる状態にしましょう!
この公式は覚えよう!
$M1=\frac{C^2}{8R}$ $M2=\frac{M1}{4}$ $R=\frac{c^2}{8M1}$
土方カーブの計算例
道路の白線を作る時にきれいにカーブを作る方法の土方カーブを説明します。
さっそく計算してみましょう!
図面上のNo.1~No.2の距離を測り、その距離をCとします。
C=10mとし、Rはカーブの半径で、R=100mとします。
$M1=\frac{C^2}{8R}$に数字を当てはめて計算すると
$M1=\frac{10^2}{8×100}$=$\frac{100}{800}$=0.125となります。
C=10mの中間点の5mのところを外側に0.125m出すとNo.1+5の位置となる。
さらにその中間点のM2は
$M2=\frac{M1}{4}$に数字を当てはめて計算すると
$M2=\frac{M1}{4}$=$\frac{0.125}{4}$=0.03125mとなります。
まとめ
道路や構造物にカーブが入っていたらすぐに土方カーブを思い浮かべようwすごい便利な計算方法なので、是非覚えておきましょう!
本ブログでは建設現場でよく使う土木の面積計算の求め方とバーチカルの計算方法、座標計算の求め方ついてを紹介しています。以下の記事を本記事と合わせて読んで みてください。
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